伊藤たかみ「八月の路上に捨てる」読んでみた。

『八月の路上に捨てる』(AA)
著:伊藤たかみ/文藝春秋
第135回芥川賞受賞作「八月の路上に捨てる」を読みました。
とりあえず、"何を捨てたのか"がピンとこなかったので、もう一度読み直していますが、第一印象は"葛藤"とか"やるせなさ"を書くのが巧い人だなと。「〜かしらん。」など脱力した文の書き方が目立ち、好き嫌いが分かれそうですね。
芥川賞受賞ならなおさら。
それはさておき小説を読む場合、当然文章から情景をイメージする作業というものが発生しますが、管理人の場合頭の中でイメージする情景が大抵"アニメ絵"や"漫画絵"であることに最近気づき、失望しました。完全漫画脳。
しかし、それで思ったのですが、"アニメとか漫画とか興味ない人"が同じ小説を読むと、当然イメージする情景はアニメ絵じゃないんでしょうね。
小説ってのは読む人によって脳内でのコンパイル結果が変わるのだなと、今更になって気づきました。
「小説を読むときの情景の思い浮かべ方」。
他にどのようなタイプが存在するのかを考えてみました。
皆さんはどれに当てはまるでしょうか?
1.現実世界に置き換え
登場人物を知人に当てはめたり、見知った情景と置き換える方法。
主人公を自分に置き換え足りする人は相当自分好き?
2.ドラマ、シネマに変換。
登場人物をイメージに合う俳優や芸能人、情景を似たドラマの1シーンなどに変換する。
これも、結構ありそう。
3.アニメ、マンガ、イラストに変換。
オタクにありがちと思われるイメージ法。
作風に当てはまる絵師の絵、アニメ絵などに置き換える方法。マンガ脳である。
4.ゲームに変換
登場人物が頭の中でドット絵や、ローポリのキャラクターに置き換わったり、RPGやサウンドノベルみたいになったりする。そんなに居ないと思われる。
5.シュールレアリズム
小説を読んでいるのに、頭の中でイメージする情景がダリの絵みたいになる。
このタイプの人は天才肌か、酔っ払い。
6.オリジナル
文から、頭の中で即興でキャラクターや情景を作り出せる。
簡単に出来そうで、出来ない。
管理人は、"3"と"2"が多いでしょうか。
トラックバック
八月の路上に捨てる
第135回芥川賞受賞作品です。伊藤たかみさんの作品です。主人公の1日の情景と、回想シーンがバランスよく絡み合い全体的に読みやすい作品だと思います。なぜならば、本を読むのが遅い私が、スラスラ読めた作品だからです。そして伊藤たかみさんには驚きネタが
八月の路上に捨てる 伊藤たかみ
三十歳の誕生日に離婚する予定の敦は、自動販売機の補充に回る車内で
同僚の水城さんに結婚生活の顛末を話して聞かせる。
社会のひずみに目...

